毎年恒例の8・15集会・デモの案内です。
************************** 敗戦60年の靖国と天皇制を問う8.15集会とデモへ! 講師: 川村湊(文芸批評家/法政大学教員) 加々美光行(現代中国論/愛知大学教員) 日時:8月15日 午後1時15分開場 会場:全水道開館大会議室(JR・三田線「水道橋」駅そば) 主催:同集会実行委員会 呼びかけ:反天皇制運動連絡会/昭和天皇記念館建設阻止団/ 「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/ 明治大学駿台文学会/アジア連帯講座 連絡先:東京都新宿区上落合3-15-1-301 090-3438-0263 呼びかけ文: ◆イラク戦時下の現在、日本が本格的な戦争国家となるための、 政治的・社会的再編が進行している。そうしたなかで、敗戦 60年目の8月15日を迎えようとしている。 ◆小泉首相の靖国神社参拝について、度重なる中国や韓国からの 抗議の声に対し、小泉や政府首脳らは、「日本の国内問題」 「内政干渉」と開き直り続けた。靖国神社は、近代以降の植民地 支配を肯定し、侵略戦争を「聖戦」であると位置づけ、天皇制国 家のために死んだ人間を「英霊」として祀り、その死を賛美して、 彼らの死に続けと主張する施設である。また、天皇出席の下で 今年も行われようとしている「全国戦没者追悼式」も、国家による 死者の利用・意味づけという点で、靖国と同様の政治的な役割を 果たす。私たちは「新しい国立追悼施設」も含め、国家による あらゆる死者の「慰霊」=利用を許さないために、今年も8.15 行動を準備していく。 ◆とりわけ、敗戦60年目にあたる今年は、例年以上に死者の 「慰霊・追悼」がクローズアップされることになるだろう。すでに この6月27日には、サイパンへの天皇「慰霊巡行」が行われた。 サイパンは、かつて「委任統治領」として日本が植民地支配を おこなった「南洋群島」の中心地の一つであり、同時にアジア・ 太平洋戦争における激戦地として、戦闘員や日本人植民者のみ ならず、多くの先住民を死に追いやった場所だ。戦争の最高指導者 として、そうしたことに最大の責任を負っている天皇の地位を 父親であるヒロヒトから受け継いだアキヒト天皇の「強い意志」 で、今回の「慰霊」がなされたことは、かつての戦争の記憶を 改竄し、欺瞞的に「清算」していこうとする一連の動きのひとつ として批判されなければならない。 ◆8.15当日の集会とデモに、ぜひ参加を!
by sosidan
| 2005-08-14 11:12
| 行動のお知らせ
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