「昭和天皇記念館」いらない宣言とは

「昭和天皇記念館」いらない宣言というのが、この4月から始まっています。

ご存じの方も多いと思いますが、東京の軍都・立川に、「昭和天皇生誕100
年を記念して」建設された「昭和天皇記念館」が今年10月にも開館しそうな
勢いです。アジア諸国から日本社会の歴史認識に対して大きく批判の声が上が
っている今、政府は「昭和の日」を制定し、秋には昭和天皇を「みどりと平和
を愛した天皇」という捏造された歴史を教えるための施設を開館しようという
のです。建物自体は3月末に完成したようです。現在は内装と展示だけという
ところに来ています。

この記念館の建設に反対する行動は地元立川の市民を中心結成された「昭和天
皇記念館」建設阻止団がさまざまに取り組んできました。そして、開館を目前
にした今春、「昭和天皇記念館」いらない宣言をよびかけ、宣言者をつのり始
めたところです。現在、300名弱が宣言者として名のりあげられています。

ぜひ、一緒に「昭和天皇記念館いらない」の声をあげてください。
以下、宣言文と「宣言者」申込方法です。


☆「昭和天皇記念館」に反対する以下の宣言に同意される方は…

メール:iranaisengen05@yahoo.co.jp に、

●お名前・団体名(肩書きある方は肩書き)
●反対運動情報を希望する方はメアド
●一言アピールなど

をお送りください。

◆◇重要◇◆
宣言者氏名はWEBも含めて原則公開です。
差し障りのある方はペンネーム・仮名でも結構です。
よろしくおねがいします。


         ☆☆☆「昭和天皇記念館」いらない宣言☆☆☆

 現在、東京・立川市の「国営昭和記念公園」内で、「昭和天皇記念館」(以
下、「記念館」と略)の開館に向けた準備が進んでいます。建設主体は国土交
通省で、実に14億円もの税金が投入されています。「記念館」の展示は、昭
和天皇裕仁の「終戦のご聖断によってわが国は辛うじて破局を免れることがで
き」、戦後も「昭和天皇の大御心が民心の安定と活力の源となった」と述べる、
「昭和聖徳記念財団」という団体が担当することになっています。
「記念館」のテーマは「緑と平和を愛した昭和天皇」です。しかし第一に
「緑」に関して言えば、戦後の全国植樹祭では、裕仁がたった一本の木を「お
手植え」する植樹会場建設のために多くの野山や森が切り払われました。これ
を自然破壊と言わずして何というのでしょうか。仮に裕仁が緑を愛していたと
しても、そのことをどうして14億円もの税金をつぎ込んで宣伝する必要があ
るのでしょうか。
 第二に「平和」について言えば、そもそも開戦の詔勅を発したのは裕仁自身
です。裕仁は、「大元帥」として旧日本軍を率い、アジア太平洋地域への侵略
戦争の最高責任者の地位にあり続けました。そして戦後も戦争責任を一切取る
ことなく天皇の座にとどまり続けたのです。これでどうして裕仁が「平和を愛
していた」などと言えるのでしょうか。
 この「記念館」の建設主体は国土交通省、つまり国です。裕仁の歴史的評価
に関する、国の公式見解を表した戦後初の記念館となります。「緑と平和を愛
した昭和天皇」などという誤った展示内容は、戦後60年を経てもなお、日本
がいまだ戦争責任とまともに向き合っていないことを世界にアピールすること
に他なりません。以上の理由から、ここに宣言します。

わたしは、国による「昭和天皇記念館」の開館に反対します。

以下、宣言者(個人・団体)がつづきます。


「いらない宣言運動」呼びかけ人
天野恵一(反天皇制運動連絡会)/池田浩士(京都精華大学教員)/岩崎稔
(東京外国語大学教員)/鵜飼哲(一橋大学教員)/大沢豊(立川市議会議
員)/太田昌国(編集者)/大津健一(団体職員)/大洞俊之(立川反戦ビ
ラ弾圧・被弾圧者)/小倉利丸(ピープルズ・プラン研究所共同代表)/加
納実紀代(敬和学園大学教員)/菅孝行(評論家)/栗原幸夫(評論家)/
佐藤文明(フリーランス・ライター)/鈴木裕子(女性史研究)/田浪亜央
江(アラブ文学研究)/辻子実(会社員)/中野敏男(東京外国語大学教員)
/宗像充(「昭和天皇記念館」建設阻止団)/吉田裕(一橋大学教員)/渡
辺治(一橋大学教員)

発送~~「いらない宣言運動事務局」~~
東京都立川市富士見町2-12-10-504/iranaisengen05@yahoo.co.jp
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by sosidan | 2005-06-29 16:34 | ◆いらない宣言運動
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