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◆昭和天皇記念館の展示内容(案)

◆昭和天皇記念館の展示内容(案)

国交省の情報公開で明らかになった、天皇記念館の展示内容(案)の一部をお伝えします。

●平成17年2月22日付
都市再生機構東日本支社東日本公園事務所長から国交省関東地方整備局国営昭和記念公園事務所長への文書
タイトル「国営昭和記念公園特定公園施設(昭和天皇記念館)の展示計画等について(届出)」

(1)企画(常設)展示

★「昭和天皇87年の御生涯」
87年の御生涯を、写真を中心に、補完映像や関連の御遺品と併せて展示する
(写真、プレート(御製)、執務机、映像(液晶モニタ)、肖像レリーフ)

★「生物学御研究」
ご幼少の頃から動物や植物にご興味をお持ちになっておられた昭和天皇のご研究の歩みやご研究のご様子などを、ご報文や著書・実物標本・映像等で展示する。さらに、研究の中心の場となった皇居内の生物学御研究所の一部を、研究用具・標本類、調度品などで復元・再現し、ご研究のご様子が等身大でわかる展示とする。
(ご著書類、生物学御研究所 ★墨塗りあり)

★「皇孫・皇太子時代」
若き皇孫・皇太子時代のご様子を紹介する

★「儀式・行事」
御装束等で儀式・行事のご様子を紹介する

★「昭和天皇・香淳皇后とのご日常」
お身の回りの調度品、御洋服等の展示により、ご日常の生活の一端を紹介する
(御遺品〔御装束、御洋服、御和服等〕、写真等)

★「パソコン検索コーナー」
昭和天皇にご関係する項目のパソコン検索ができるコーナーとする。検索項目は、昭和宮中歳時記、昭和大礼、昭和天皇と香淳皇后、昭和天皇ゆかりのもの(乗物、住まい、建物)等とする

★「エピローグ」
記念館の施設や展示に関する図書、解説書、関連出版物をはじめとし、オリジナル商品などの販売、及び記念館建設協力者への感謝メッセージ銘盤等の展示とする
(感謝メッセージ銘板)


(2)企画展示
テーマ:開館記念展「昭和天皇とアケボノスギ」(仮称)
期間:開館日より6ヶ月間

★特別展示①即位(昭和の幕開け)②平和(戦後の巡幸)③穏やかな日々

 昭和天皇のご在位60有余年は未曾有の昭和激動の時代であった。国民と悲しみも喜びもともにされたお姿は、今でも人々の心に残っている。
 昭和天皇は、戦後の荒廃した日本が経済大国へかけ上がっていく姿を、あけぼのすぎ(メタセコイヤ)の成長になぞらえて、感嘆を込めて御製に詠われている。
 特別展示では、昭和の歴史の始まりと、その転換点となる昭和20年代に思いを馳せ、昭和天皇と香淳皇后の仲睦まじいお姿をお偲びし、今日に続く昭和天皇のお姿が感じられる展示構成とする。

(特別儀装馬車、御料車(赤ベンツ)、御装束、御椅子、御洋服、御和服、歯簿(模型)、お召列車(模型)、詔書(レプリカ)、写真等 ★墨塗り有り)
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by sosidan | 2005-07-27 09:52 | 情報公開

情報公開第2弾

情報公開で、国交省の追加分と都市再生機構(旧都市公団)の分が来ました。
再生機構の方は、竹中工務店との工事契約書と工事の図面がほとんどでした。
国交省の追加分の内容は、主に開館記念式典でした。

【式典連絡協議会準備会資料(平成17年1月14日)】からの抜粋

●式典の主催:国交省、都市再生機構、昭和聖徳記念財団を検討中

●開催時期:≪非開示(墨塗り)≫

●招待者:歴代国土交通大臣等、関係国会議員、東京都知事、地元市の首長、関係省庁等(500人(!!)前後を想定)

●式典等スケジュール
 ・式典 開式の辞
     式辞
     挨拶
     祝辞等
     開式の辞
 ・花みどり文化センター、昭和天皇記念館 内覧会
(・テープカット 記念植樹)

<式典1ヶ月前に、記者会見を行い公表する予定>

●式典連絡協議会(案)

■会長
関東地方整備局長
■委員
関東地方整備局の部長クラス14名
東京都:建設局公園緑地部長
    北多摩北部建設事務所長
立川市:市長
昭島市:市長
再生機構:業務第三部担当部長
     東日本支社総務企画部長
聖徳記念財団:常務理事(加藤幸一:元三菱マテリアル株式会社常務取締役?)
財団法人後援緑地管理財団:副理事長
■オブザーバー
国交省都市・地域整備局公園緑地課長


●式典連絡協議会幹事会(案)

■幹事長
関東地方整備局総務部総括調整官
■委員
関東地方整備局の課長クラス13名
東京都:建設局公園緑地部計画課長
    北多摩北部建設事務所長
立川市:総合政策部企画政策課長
昭島市:都市計画部地域開発課長
再生機構:業務第三部公園計画課長
     東日本支社公園事務所長
聖徳記念財団:事務局長
財団法人後援緑地管理財団:昭和管理センター長
■オブザーバー
国交省都市・地域整備局公園緑地課長補佐

それから「こどもの森改修実施計画」という文書の中で、久しぶりに「愛子記念事業」のことを見ました

要約すると、
・記念事業は「記念の庭」とプラスアルファ
・「記念の庭」の性格、は基本的に子どもの遊び場
・すでに昨年までに具体的な計画が決定している
・完成予定は不明
・相当工事が進んでいる可能性あり

【こどもの森改修実施計画打合せ議事録(平成14年12月19日)】
からの抜粋

発注者:公園事務所
受注者:TLP(高野ランドスケーププランニング株式会社)

ゾーン2基本計画について、協議、了承された項目
・愛子妃記念事業について
 ワークショップとは切り離して考えていく
 記念性、事業の進め方をいくつかのパターンを検討する
 昭和記念公園における皇室関連の行事をまとめる
 他の事例を調査する

【こどもの森改修実施計画打合せ議事録(平成15年2月23日)】
からの抜粋

発注者:公園事務所
受注者:TLP(高野ランドスケーププランニング株式会社)

■敬宮殿下御誕生記念事業について

・庭というのは公園らしくよいが管理費が削減されてる中で、管理が
容易にしていく必要がある
 ⇒通常の公園管理に少し手が込む程度で考えていく
・芝生のエリアについても利用密度が高いため成育ができるかが心配
・全体的に歩く部分をはっきりしていくデッキでドラゴンの砂山エリアと強くつなぐのはよいと考える
 ⇒了承
・≪墨塗り≫の起用は話題性もあってよいと考える
・秘密の花園的な要素があってもいいのではないか
・作庭の意図などの説明版(板?)の設置は必要になってくる

○事業の枠組みについて
 A案 「記念の庭」だけを記念事業とする
 B案 「記念の庭」と「子どもの遊び場の担い手育成プログラム」の両方を記念事業とする
 C案 「記念の庭」と「子どもの遊び場の担い手育成プログラム」及びできあがってゆく遊び場も含めて記念事業とする

現段階では何とも言えないところだが、ゾーン2の全体の計画と共に継続検討していく

・管理のことを考え、全体的に面積をしぼる方向で再度調整
 ⇒了承


【こどもの森改修実施計画他打合せ議事録(平成15年10月23日)】
からの抜粋

発注者:公園事務所
受注者:TLP(高野ランドスケーププランニング株式会社)

■記念の庭
○全体のイメージについて

 ・受注者≪墨塗り≫より、記念の庭の概要、イメージについて彼の作品のスライドを交えながら説明
 →発注者より大きな方向性は良いとの回答をもらった
 →発注者より管理の方法、度を明確にしていくよう指示を受けた
 →発注者より管理についてはできるだけ細かい指示があると良いとの指示を受けた
 →発注者より管理の方法としてボランティアによる管理を行っていくことも視野に入れ検討していくよう指示を受けた
 →発注者より選定していく植物の耐環境性、市場性について注意するよう指示を受けた
 →発注者より幼児の遊びの位置付けの整理をするように指示を受けた

 ・受注者より、明日具体的な細かい選木も含めた調査を行い、具体的な設計条件、設計を進めていくとの回答を行った

○現地調査で決めたこと
・樹勢が良い、シンボルとなる樹を現地で剪定し、お休み処の核として位置付けた
・現地の地形を活かしつつ、急な地形をなだらかに平らな部分へすりつける
・北側斜面部のササを取り込んだ植栽計画を行う
・ドラゴンの砂山からスムーズな動線の受け入れを行う。空間的なつながりを考慮し、明るい空間をつくっていく

【こどもの森改修実施計画他打合せ議事録(平成15年12月4日)】
からの抜粋

発注者:公園事務所
受注者:TLP(高野ランドスケーププランニング株式会社)

記念の庭
・発注者より潅水システムについてさらに具体的に検討するよう指示を受けた
・発注者より芝生の部分について、種類、工法(プロテクター)等を整理するよう指示を受けた

【こどもの森改修実施計画他打合せ議事録(平成16年1月19日)】
からの抜粋

発注者:公園事務所
受注者:TLP(高野ランドスケーププランニング株式会社)

○記念の庭について
・使用植物について
 発注者側よりできる限り、市場で流通している種類を選択することとの指示を受けた
 発注者側より現地で十分生育できる種類を選択することとの指示を受けた
・管理ボランティアについて
 発注者より募集条件を明らかにするため、管理内容及び必要人工(原文ママ)などを整理する事との指示を受けた

・記念の庭がデッキを境に区切られているのは違和感がある。基本計画どおりデッキの左右で展開する

*この後、平成16年2月18日、2月26日、3月4日、3月11日、3月18日、3月29日にも「記念の庭」についての打合せが行われています(疲れたので省略)
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by sosidan | 2005-07-26 14:17 | 情報公開

国交省の情報公開開示文書

国交省に対して情報公開請求していた文書が送られてきました。
内容は以下の通りです。

●平成16年3月1日
都市基盤整備公団総裁→国交省関東地方整備局長
タイトル「国営昭和記念公園の公園施設の設置について(協議)」
・昭和天皇記念公園を公園施設(教養施設)として設置したい
・設置期間:協議成立の日から平成26年3月31日まで
・構造:展示室、事務室、収蔵室(内装・展示設備等)829平方メートル
・工事監督:都市公団関東公園事務所
・工事の着手期間:協議成立の翌日以降
・工事の完了期間:平成17年3月31日

●平成16年3月18日
国交省関東地方整備局長→都市基盤整備公団総裁
タイトル「国営昭和記念公園の公園施設の設置について(同意)」
・設置期間の更新は期間満了の2ヶ月前に協議すること
・公園施設の内容「展示内容については、昭和天皇の生物学御研究や
昭和天皇、香淳皇后の御遺品・写真等の昭和天皇ゆかりの資料展示とする」
・公園施設の管理の方法等「展示運営にあたっては、(財)昭和聖徳記念財団
の協力を得て円滑に事業を進めること」

●平成17年2月10日
都市再生機構東日本支社東日本公園事務所長→国交省関東地方整備局国営
昭和記念公園事務所長
タイトル「国営昭和記念公園特定公園施設(昭和天皇記念館)管理運営要領の
制定について(協議)」
管理運営
「昭和天皇記念館(以下「記念館」という。)の展示運営について独立行政法人
都市再生機構は財団法人昭和聖徳記念財団(以下「財団」)が作成する管理
運営要領に基づき財団に行わせる」
展示方針等
「記念館の展示方針は、昭和天皇の生物学御研究や昭和天皇、香淳皇后の
御遺品・写真等の昭和天皇ゆかりの資料の展示とする」

●平成17年2月17日
国交省関東地方整備局国営昭和記念公園事務所長→都市再生機構東日本支社
東日本公園事務所長
タイトル「国営昭和記念公園特定公園施設(昭和天皇記念館)管理運営要領の
制定について(同意)」
2月10日の文書に関して異存なし

●平成17年2月22日
都市再生機構東日本支社東日本公園事務所長→国交省関東地方整備局国営
昭和記念公園事務所長
タイトル「国営昭和記念公園特定公園施設(昭和天皇記念館)の展示計画等につい
て(届出)」
・請負業者:株式会社丹青社(財団法人 昭和聖徳記念財団発注工事)
・工事内容:展示室に係る展示工事一式
・工期:平成17年3月1日から平成17年9月30日

展示計画
・「常設展示」と「企画展示」の二本立て

わかったこと
1、平成16年3月18日の時点で、国交省から都市公団に対して、展示は聖徳財団
の協力を得るべし、という指示が出されていた
2、平成17年2月17日の時点で、聖徳財団が管理運営を行うことが管理運営要領
に盛り込まれることが決定していた
3、展示工事の完了予定は今年9月30日→開館はそれ以降?
4、展示は天皇のフルコース(政教分離原則に違反しそうな儀式関係も含む)
5、ただし、(予想通り)戦争の部分はすっぽり抜け落ちている
6、開館から半年間は開館記念展「昭和天皇とあけぼのすぎ」が催される
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by sosidan | 2005-07-20 13:04 | 情報公開